世界ジオパークネットワークに加盟している山陰海岸国立公園内にある竹野海岸では、珍しい奇岩やゾウの足跡化石など竹野海岸でしか見つけられない地形・海の生物を観察しよう!
1、兵庫県の最北端に位置する「猫崎半島」は世界ジオパークに加盟認定されています。そんなジオエリアでもある「竹野海岸」の地形・景観を調査していきます。
2、ジオ(geo)は、地球や大地という意味の接続語で科学的に見て特別に重要で貴重な地質遺産や珍しい奇岩をや人々の暮らしを意味します。海岸での生活環境や様々な地形を実際にフィールドを歩いて体感していきます。
3、まず各自の体調等の健康チェックを行っていきます。その後、竹野川の河口の竹野浜の入江を出発します。誕生の石碑を降りていくと日本海の海岸周辺に出ます。日本海は韓国、中国、ロシアといった近隣国からの漂着物がたくさん4流れついており、どんな物があるのかを漂流物を探しながら観察していきます。
4、日本海の荒波に削られた波食甌穴群(ポットホール)がたくさんあります。これらの甌穴群は兵庫県の天然記念物にも指定されており自然の力でできた成り立ち観察していきます。
5、2,000万年前には日本海とアジア大陸が繋がっていた歴史の証明となる「ゾウの足跡の化石」や鹿、猪、また木の化石や珍しい奇岩などを観察していきます。
6、時間コースを変更すれば、奇岩でもある「鷹の岩」岩や猫崎半島西海岸を北に行くと、水平方向に重なった礎岩・砂岩・泥岩などの地層の上に、垂直方向に伸びた割れ目がある岩石「不合の節理」を観る事ができます。自分たちの目で見たり触れたり様々な体感・考察をし、竹野ジオマスターになろう。