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1389年(康応元)、時の但馬守護、山名時義・時熈ときひろ父子が、高僧月庵げったん和尚をして創建したとされる。忠臣蔵の大石内蔵助ゆかりの寺であり次男吉千代は塔頭のひとつ・普門寺に入った。臨済宗南禅寺派、中本山で格式のある寺院である。 県指定文化財である、曲ろくに座す月庵の肖像を斜め左から描いた、「絹本淡彩月庵宗光像」は、1383年(永徳3)、月庵58歳の時に描かれたもの。図上部には自ら賛を記している。画像は写実的で、和尚の顔の特徴を正確に伝えると考えられている。
春には桜が有名な寺です。