豊岡市竹野町床瀬にある高さ約20m、幅約5mの巨岩柱「狗留尊仏(くるそんぶつ)」。
今からおよそ2千万年前、火山活動により形成されました。この巨大な流紋岩は、その威風堂々とした佇まいから男性の象徴、
転じて『縁結びの神様』『子宝の神様』として古くから崇敬されてきました。
床瀬でも養蚕が盛んになった明治以降は、『カイコの神様』としても奉られるようになりました。
現在では、子宝祈願に訪れる人も増えています。
近くには石うすでひいた粉で、”挽きたて” ”打ちたて” ”茹がきたて” で有名な床瀬のそばがあります。